不動産売却を検討している時、「実際のところ、いくらで売れるのか?」と疑問をもっている方も多いでしょう。実際に一括査定に出してみると、査定価格に天と地ほどの差があり驚く場合もあるでしょう。こんな時、あなただったらどうしますか?この記事では実際に不動産売却一括査定をやってみて、売るまでの流れについて話を聞いたAさんの事例を紹介します。不動産売却を検討中の方はぜひ参考にしてください。不動産売却一括査定やってみた企画 引用元:photoAC<物件情報> 土地143.23㎡建物116.75㎡築年令和4年9月間取り5LDK <査定額>査定先査定額A社3,711万円B社4,480万円 C社3,780万円D社4,011万円E社3,660万円STEP1:査定サイトに査定依頼をする 引用元:photoACAさんはまず、査定サイトを使って一括で査定依頼を出すことにしました。なぜなら、あまりにも不動産会社が多すぎてどこを選べば良いのか分からなかったためです。編集部:今回どんな理由で売却を?Aさん:主人の急な転勤が決まったので売却を検討し始めました。編集部:なるほど、それで一括査定を利用したんですねAさん:はい。それでいざ不動産会社に相談しようと思ったら、不動産会社が多すぎて、どこに相談していいのか全くわからなくて。一括査定なら、一度で複数社の査定金額を確認できるというので、いくらくらいで売れるのかも知りたかったですし、査定サイトに査定依頼してみました。編集部:査定サイトも複数ありますが。どうやって選んだのですか?Aさん:2つの査定サイトを利用しました。どちらもウェブ検索で目についたサイトだったのですが、1サイト目は、事前に調べていた相場から考えて満足できる査定額がなかったので、もう1サイト利用しました。ポイント1:査定サイトごとに参加している不動産会社が異なるので、サイト毎に得られる情報が異なる査定の目安となるのは、近隣地域で最新の不動産取引事例価格。この価格を参考に査定を行います。STEP2:不動産会社から連絡がある引用元:photoAC一括査定を申し込んだあとは、不動産会社から電話連絡がある場合があります。これは営業の電話ではなく、査定を行ううえでの必要事項を確認するための電話です。主に室内の状況、売却理由や売却希望時期、リフォームの有無等でも査定額が変わってくるため、よりユーザーに合わせた査定額を出す為のヒアリングの電話がかかってくるものだと考えられます。編集部:入力などは簡単でしたか?Aさん:そうですね。自分の家とはいえ、広さなど正式に把握していない項目もありましたが、そんな状態でも簡単に、おおよその査定金額を複数社から提示いただけました。編集部:何社から連絡があったんですか?Aさん:5社です。編集部:すぐに電話がかかってくると聞きますが、実際は?Aさん:3分後くらいにかかってきました。笑話している間にもキャッチホン履歴で分かったのですが、2社目からもかかってきてました。しばらくして3社目、4社目、5社目からも電話があり、ひととおりの会社さんと話しましたが、多くは訪問査定の約束をとにかくとりつけたいという印象でした。STEP:3 査定価格の提示を受ける 引用元:photoAC編集部:査定内容はどうでしたか?Aさん:いきなり家に訪問されるのに抵抗があったので、まず机上査定を依頼しました。5社全てから査定書類を受け取れたのですが、実は査定金額に820万円のひらきがあったんです。★査定金額比較表掲載★ 査定先査定額A社3,711万円B社4,480万円 C社3,780万円D社4,011万円E社3,660万円編集部:かなり金額にひらきがありますね。ですが高い金額提示もあって、喜ばしい結果だったのでは?Aさん:そうでもないんです。編集部:というと?Aさん:同じ物件にここまで金額の差がでてしまうと、高い査定金額と低い査定金額、どちらを信じて良いのか自分達では判断ができなくて。編集部:確かにそうですね。それで、どうされたのですか?Aさん:はい。逆にわからなくなってしまいましたので、結局、しばらく5社と電話やメールでのやり取りを続ける中で、丁寧な対応をしてくれた3社に訪問査定を依頼しました。ポイント2:査定サイト経由で獲得可能な机上査定は、あくまで参考価格。きちんとした査定をしてもらうには訪問査定が必要訪問査定とは、不動産会社の調査員が現物の不動産を見ることで、総合的に不動産価格を判断する査定方法です。すでに売却が決まっている、あるいは出来るだけ早く売りたい方は、早々に訪問査定に来てもらう必要があるでしょう。STEP4:不動産会社を選ぶ引用元:photoAC編集部:なるほど。訪問査定からどうやって、不動産会社を絞り込んだんですか?Aさん:市場の取引実績を見せてくれながら、我が家がどう評価されるのか?等、懇切丁寧に教えて下さった不動産会社にお願いすることを決めました。担当者の方が信頼できたということは勿論ですが、物件を預かったあとの広告活動や紹介の仕方についても丁寧に説明してくれ、売り出してすぐに問い合わせが入らなかった場合なども、最後まで寄り添ってくれそうだと思ったのも、後押しになりました。ポイント3:高い査定価格に飛びつかない。過去の成約実績や査定額の根拠をきちんと説明してくれる不動産会社・担当者を選択しよう査定を申し込まれた会社は、できるなら自社と契約をしてほしいと考えています。このため、相場よりかなり高めの金額を提示してくる場合がありますが、その場合は必ず根拠を確認してみてください。根拠に納得できる場合は良いですが、納得できなかった場合はいくら査定額が高くても信頼できるか分からないため、媒介をお願いするリストから外しておくと良いでしょう。不動産の査定価格についてこちらの記事で解説しています。併せてご覧ください。不動産の査定価格とは?STEP5:不動産を売り出す 引用元:photoAC編集部:専任媒介契約で売り出したそうですね。Aさん:はい。きちんと告知・販売に力を注いでくれそうな不動産会社(担当者)に最大限お力添え頂きたかったので、自分が1番信頼できるな、と思った不動産会社と「専任媒介契約」でお願いをしました。ポイント4:早期売却を目指すなら、専任媒介契約を選択しよう専任媒介契約は、契約期間中に他の不動産会社からの仲介を受けることができないため、不動産会社は契約期間中に他の会社に売買契約を取られてしまうリスクがありません。このため、不動産会社が売却にお金も時間もかけやすくなり、積極的に販売活動を行ってくれることがメリットです。つまり、専任媒介契約は早期売却に向いているといえるでしょう。編集部: 最終的な成約価格はいくらだったのですか?Aさん:3,660万円で現在お話が進んでいます。4,000万円以上の査定額に正直揺れたのですが、事前に調べていた福岡の相場と比較して高すぎるかな?と考えたのが正解でした。適正な価格で売り出せたことで素早く成約でき、相場よりも高い金額で決まって、大満足の売却となりました。査定価格に1,000万円近くの差がでる査定サイト活用時に注意すべきこと 引用元:photoAC① 事前に売却相場を調べておく査定金額が相場に近い金額なのか?確認する。② 査定額は『売り出し価格』を決める際の参考価格相場よりも高い金額では売れにくくなることを理解しておく。③ 不動産価値は築年数とともに下落する高値でチャレンジして売れなかった場合値引いて再度売り出すことになるが、その分販売期間が長くなる(=築年数も増加し不動産価値が下落する)ので 最終的な成約価格が相場を下回ってしまうことがある。最後に引用元:photoACAさんはあらかじめ市場の売却相場を調べていたので、不動産会社の情報を正しく判断することができ、良い不動産会社と出会い、満足のできる金額で成約できました。どんなに便利なサイトも、最終的な判断はしてくれません。最低限の「不動産売却」に関する知識を得ておくことが、成功の秘訣のようです。当メディアでは、福岡で不動産売却を成功させるための基礎知識や情報が掲載されていますので、是非ご活用ください。当メディアのTOPページはこちらから